2020(令和2)年に「日本語教育能力検定試験」に合格しました!
約半年間の勉強で合格することができました。
2020年4月から養成講座の受講を開始
- 3か月間イーラーニングで勉強(2020年4月~7月前半)
- 約2か月間、週一通学で実践授業受講(2020年8月~10月中旬)
- 個人的に自習(2020年6月~検定直前まで)
詳しい勉強方法や使用した教科書を紹介したいと思います。
使用したテキスト
①日本語教育教科書 日本語教育能力検定試験 完全攻略ガイド 第4版
こちらが最新版です↓
これは養成講座の教材として送られてきました。
いきなり過去問を解くことはお勧めしません!モチベーション、がた落ちします。
過去問を解く前に、約1か月間確認問題を毎日解きました。
- 一週目:ざっとすべての章の確認問題を解きます。(覚えなくてOK!)
- 二週目:ざっともう一度すべての章の確認問題を解きます。(知り合いになる感じで)
- 三週目:問題の傾向の理解。問題が解けてきます。(忘れててもOK)
- 四週目:苦手な科目の強化。(特に聴解は全てを覚える感じで)
こんな感じで問題を解いていくといいと思います。独学の方もこの方法がおすすめです。養成講座のイーラーニングで勉強していた自分でも最初はわからない問題ばかりでした。
できなかった問題にはこのように印をつけておくと復習しやすいです!
②日本語教育教科書 日本語教育能力検定試験 分野別用語集
こちらも養成講座で教材として送られてきました。コンパクトサイズなのでお風呂の中や電車の中で読みました。暗記用のまとめノートを作るのが面倒だったので、イーラーニングや過去問を解いた際に載っていない説明を書き込んだりもしました。
③日本語教育教科書 日本語教育能力検定試験 合格問題集 第3版
こちらは第2版が教材として送られてきたのですが、問題が古く感じたのと、最新版を使わなずに不合格だったら一生悔いが残りそうだったので、新たに購入しました。( でも日本語教師のテキストって結構高いんですよね…。) 確認問題が八割できた時点でこちらの問題を毎日欠かさず3時間以上解きました。とくに聴解問題は暗記すれば確実に点数が取れるので、調音点・調音法などの部分は丸暗記必須です。二か月くらい解くと大体の問題を覚えます。
※誤植が多いので注意です!翔泳社のHPで誤植表が発表されているので必ずチェックして下さい!正解の解答番号が間違っているとかのレベルです!笑
④改訂版 日本語教育能力検定試験に合格するための記述式問題40
小論文が得意ではないのでこの問題集を解きながら記述の練習をしました。
- 最初はざっと目を通してどんな問題があるのか確認
- 答えを書き写してみて、形から真似る
- 実際に問題を解いてみる(一日3問程度)
※令和2年度の試験から記述問題の出題形式が変更になりました。
3つのキーワードのうち必ず1つを使用して記述します。
詳しくは最新の過去問(令和2年度~)でご確認下さい。
⑤日本語教育能力検定試験 過去問3年分
問題集を二か月ほど解いたら、いよいよ過去問に手を付けます。最初はほんとに難しく感じると思います。でも段々慣れてきます。毎日1冊解く感じで進めていくと、三か月後には、1日で3冊こなせるようになると思います。ただこの問題集は解説がありません。 自分は養成講座で販売されていた解答解説集を購入しました。確か3000円くらいしました…高過ぎ。独学で勉強されている方は、メルカリで購入できるかもしれません。あとは、ブログで解説をしてくださっている方やKindleで販売しているのでチェックしてみて下さい。
⑥【音声DL付】令和3年度 日本語教育能力検定試験 合格するための本 (アルク地球人ムック)
自分の養成講座のテキストが信用できなかったので笑 他社の教科書でも勉強したくなって、いろんな方のブログで高評価だったので立ち読みして購入しました。広告が多いという意見もあるみたいなんですが、私はお勧めだと思います!理由は日本語教育の情報が最新です!自分の養成講座の授業のカリキュラムを疑ってしまったくらいです笑
この本は教師になっても毎月購入したいとレビューかなんかであったんですけど、その通りだな~って思いました。特に今はコロナで教授法の転換期だと思うので。それにしても値段が高いですよね笑
購入したのが9月の後半です。(2020年版を購入しました)
- (過去問と並行しながら)毎日一章ずつ解く。解説をよーく読む!
- 苦手な問題&聴解問題を毎日繰り返し解く、解説をよーく読む!
早めに購入できるならこのテキストを一番最初に解いた方がいいと思います。
独学で受験されるなら、いろんな割合や数値(?)ををネットでいちいち探している時間がもったいないのでぜひ購入した方がいいです。
文法強化用テキスト
文法が特に苦手(今も)なので、別で参考書を購入しました。
①初級を教える人のための日本語文法ハンドブック
もともと養成講座のテキストに含まれていたものです。わからないときに辞書として使いました。
②初級日本語文法と教え方のポイント
こちらは今後日本語を教える際、教材作成にも使えると思い購入しました。例文が多くてわかりやすいです。
③考えて、解いて、学ぶ日本語教育の文法
この本は一番おすすめです。Youtuberのこせんだ先生がおすすめされていたのでこうにゅうしてみました。テンス、アスペクトなどほんとに全然わからなかったのですが、この本でたくさん問題を解いたおかげで合格できたと思います。実践科目で教案を作る際にも参考にしています。
④日本語教育 よくわかる文法
この本は自分はちょっとイマイチでした。文章が難しく感じて余計わからなくなってしまいました笑 多分頭のいい方なら大丈夫です!文法のことがとても詳しく解説されています。
⑤短期集中初級日本語文法総まとめ ポイント20
おまけ
3ヶ月で合格!日本語教育能力検定試験に一発で合格した私の勉強法: 養成講座には行かない!最短で合格!費用2万円以下でできる!
こちらの本はKindleで販売されています。4月に読んで、3か月で合格した人がいるなら自分は大丈夫!と謎の自信を与えてくれた本です笑 モチベーションアップのためにもぜひ!
最後に
なんやかんやでテキスト代結構かかりますね泣
アマゾン、メルカリ」とかで中古で見つけられるといいですね。
試験を受けた後、自分では絶対落ちたなと思って、帰り道はめちゃめちゃ落ち込みました。約半年間、毎日6時間以上勉強して、9月は毎日過去問3年分を解いていましたが、実際の試験はとても難しく感じました。
一番大切なことは「絶対合格するぞ!!」という意気込みだと思います!
みなさんが合格することをお祈りしています!!頑張ってください!!