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【国際結婚】メキシコ人と国際結婚・手続き② メキシコでの準備編


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👇前回①の記事

kaonejita.hatenablog.com

 

私とメキシコ人の夫は、メキシコに来て2か月後の2024年2月にメヒコ州で入籍しました。前回に引き続き、今回はメキシコに移住してから用意した入籍の必要書類について書いていきます。めっちゃ田舎でアジア人は多分ゼロな場所なので参考になるかわからないけど、参考になることを祈って。ちなみに私たちは市役所でのシビルの式(La boda de registro civil)しかしていません。カトリックの教会の式はしないつもりです。

実は、私が用意した戸籍謄本が発行からもうすぐ3カ月たってしまうので、慌てて結婚することになりました😲 移住当初はホームシックになったりメンタルが安定しなかったのを彼がすごく心配していて入籍をのばしていたんです。やっと覚悟ができたしメキシコを少しずつ楽しめるようになったのでもうこのタイミングでってことになり。

 

2024年1月24日(水)

彼のお母さんが市役所のレヒストロ・シビルへ行って必要書類の確認をしてくれました。お母さんは小学校の先生だったし、お父さんも市議会議員で市役所で働いていたので顔見知り人がいてかなり助かりました。

「私の戸籍謄本のスペイン語訳は必要ない」と自信満々に彼は言っていたのですが、市役所に確認したら外国人と結婚する場合は必ず公的なスペイン語訳が必要ということらしくて。公認翻訳士の方に翻訳してもらわないと公的な書類が私文書扱いされてしまうんだそうで、急いでメキシコ政府公認翻訳士の方を探すことに。

 

2024年1月25日(木)

朝9時、在メキシコ日本国大使館領事班宛に「メキシコ人婚約者と入籍するためにメキシコ政府公認翻訳士の方のリストを送っていただきたい」とメールを送信。

一時間後、領事班から公認翻訳士(ペリート)の方のリストが添付されたメールが届きました。メヒコから一番近いメキシコシティーに在住している方は全部で5名。4名の方に見積メールをして3名からその日にすぐ返信あり。私たちは本間さんという方にお願いをしました。ちなみに連絡はしていませんが、他のアグアカリエンテスやグアダラハラなどにいる方、9名がリストに載っていました。

 

2024年1月25日(木)~1月31日(水)

  1. メールに戸籍謄本のPDF、希望部数、住所、電話番号、希望配送会社などを送る。
  2. 見積金額が届く。
  3. フォーマットに家族の名前を記入。銀行振込かSPEIで前金50%(送料以外)を入金。
  4. 翻訳のドラフトがドキュメントで届く。名前、地名等確認して返信。
  5. 翻訳のPDFファイルが送られてくる。
  6. 原本が送付希望先に届く。

 

金額

‐戸籍謄本の認証翻訳 (日本語→スペイン語):1300ペソ
‐アポスティーユの認証翻訳 (英語→スペイン語):350ペソ
-アポスティーユの認証翻訳 追加分 (英語→スペイン語):250ペソ
 合計 1,900ペソ +送料325ペソ(CDMX→Ecatepec・DHL経由)
 

土日を挟んだので少し時間がかかったのですが、1週間以内に原本を受け取ることができました。入籍後に配偶者ビザの申請を予定していたので同じものを2部お願いしたので、アポスティーユの認証翻訳部分のみ追加で250ペソかかりました。配送会社は彼曰く一番早くて確実なDHLを希望。

元々支払い方法は、BBVAに銀行振込をお願いされたのですが、時間と手間がかかるので無理を言ってSPEIでの支払いを希望したのですが、受け入れてくださいました。

この翻訳作業は地味に時間のロスだったし、よく考えたら日本からもお願いできたんじゃんって終わってから気づいて…。戸籍のPDFのメールの送付も日本からで全然OKだし、翻訳代の送金もメキシコにいる彼にメッセージ経由で頼めたわけだし。これからお願される方は日本にいる間にしちゃったほうが後々楽です✨

 

2024年2月1日(木)

市役所のレヒストロ・シビルで必要書類の提出。万が一に備えて全部の書類のカラーコピーを持参していった。メキシコだと突然必要な書類が変更することがあるので。

 

提出書類

日本人:

  • 戸籍謄本(または戸籍抄本) +アポスティーユ付き 
  • 上記のメキシコ公認翻訳士による翻訳(アポスティーユの英語の部分含む)
  • パスポートの原本とカラーコピー

メキシコ人:

  • 出生証明書の原本とカラーコピー
  • INEの原本とカラーコピー (彼はコピーだけでOKだった)
  • CURPの番号(INEに記載)

書類を提出したら市役所の職員の人たちが10分くらい確認作業を行った。そして結婚の申請書類を記入していく。名前、生年月日、滞在住所、職業、両親の名前などを各々書いていく。職業は、フリーのオンライン日本語教師だけどenseñanza(教職)って書きなさいって彼氏に言われたので書いた。

名前の署名はパスポートと同じサインでと言われたので漢字で書いたし笑 それから書類に指紋のハンコをした。

そして結婚する日時を予約。最後に、健康診断の際、医師にサインをしてもらう用紙を受け取って、土曜日に血液検査と健康診断の結果(その用紙)を提出するように言われてこの日は終了。

明日は健康診断があるので夜は少な目にヘルシーにした。

 

2024年2月2日(金)

朝は何も食べずに朝8時に予約していたラボラトリオへ。性病の血液検査の為に試験管2本分血を抜いた。若い女性の看護師の方の手際がめっちゃよくて!検査の結果は夕方5時頃にWhatsappで送られてきた。やばくない?ハイテク。血液検査は一人450ペソだった。彼のデビットカードで支払い。

かわいいクリニックだったので血を抜かれた後撮った笑 メキシコって建物の外見はしょぼいんだけど、中に入るとうわ~きれい!って感動することよくある。

結婚のために来る人が多いのかな?

 

午後5時頃に別のクリニックに行って健康診断を受けた。そこはお母さんがいつも行っている私立の病院。心臓、のど、お腹とか診られて終了。先生いわくちょっとお腹が張ってるって。前日にケサディーヤ食べてお腹が変だったから。メキシコのびよーんてのびるチーズが体に合わなくてちょっと大変。あと結婚準備のストレスもあった。

先生に朝のラボでの血液検査の結果をこれまたWhatsappで送ってチェックしてもらった。最後に市役所でもらった用紙に記入してもらって無事終了。診察代は一人150ペソ。彼のデビットカードで支払おうとしたら、インターネットにつながらなくてチャージできなかったから現金で払った。

 

2024年2月3日(土)

朝11時ぐらいに市役所のレヒストロ・シビルへ。昨日の健康診断の結果の用紙を提出。それから結婚式代220ペソ(2000円くらい)をデビットカードで支払い。めっちゃ安い笑 

 

メキシコでの合計:3,320ペソ(約29,000円)。日本人相手の翻訳が一番高かった~!

 

次回はいよいよ結婚式!

 

読んでくださってありがとうございました~😊

¡Que tengas un buen día!