私が住んでいる町ではパステス(Pastes)といパイ生地でできたパンが人気。パチューカ周辺を車で走っていると至る所にパステスのお店があります。
手書きの分かりやすい看板がこんな感じである
車で15分くらいの場所にある、一番近いパステスのお店
一つ22ペソ(約190円)。だいたい『しょっぱい味』か『甘い味』から選ぶ。
ハム、モレ、ソーセージ、ジャガイモとか総菜系と、パイナップル、カスタード、リンゴなどのデザート系など種類が豊富。
これは多分、ハモン・イ・ケソ(jamon y queso =ハム&チーズ)。中に具がぎっしり詰まっているので一つで結構お腹いっぱいになる。ぱっと見油っぽそうだけど意外とあっさり。
右のお姉さんのタトゥーが激しかった。
この日はお葬式の後のミサでみんなに振舞うための軽食を買いに来たから、アマゾンの箱を持参して中に詰めてもらった。多分50個以上買った。ミサの時に食べようとしたら袋がみんな同じだから、どれが何の味か全然わからなくてみんなでロシアンルーレットみたいだった。メキシコ人は誰も文句言わないで楽しく食べてた。
このお店では記事に手作業で具を詰めて焼いていた。だからだと思うけど、冷めてもおいしい。冷めたのを食べる時は、トルティーヤを焼く時の鉄板で少し温めてから食べるとさらにおいしい。
パステスの発祥地は、クリスマスの時に行ったお隣のイダルゴ州にあるレアル・デル・モンテという場所。
ここには鉱山があって、19世紀にイギリスから労働者がたくさん働きに来ていた。仕事の合間に手軽に食べられるものをとイギリスのパイ、「パスティー(Pasty)」をメキシコで広めて、スペイン語でパステ(Paste)と呼ばれるようになったらしい。
読んでくださってありがとうございました~😊
¡Que tengas un buen día!